-CMD診断を臨床に活かす-
CMD診断を組み込んだ理想的な虚血診断フローについて考える

『2023年JCS/CVIT/JCCガイドライン フォーカスアップデート版 冠攣縮性狭心症と冠微小循環障害の診断と治療』が発表され、冠動脈閉塞を伴わない心筋虚血(INOCA)や、その成因となり得る冠攣縮性狭心症、冠微小循環障害(CMD)を評価することの重要性がクローズアップされています。
このフォーカスアップデート版の公表を受けて、実臨床における虚血診断プラクティスはどのように変化しているのか。
また、どのような患者に対してCMD診断を実施すべきなのか。“虚血診断のニューノーマル”の在り方について、エキスパートである松尾 仁司 先生(岐阜ハートセンター)と田邉 健吾 先生(三井記念病院)の両先生に議論していただきました。
2023年 JCS/CVIT/JCCガイドライン
フォーカスアップデート
冠攣縮性狭心症と冠微小循環障害の診断と治療

2023年3月、日本循環器学会など8学会は、合同ガイドラインとして『2023年 JCS/CVIT/JCCガイドライン フォーカスアップデート版 冠攣縮性狭心症と冠微小循環障害の診断と治療』( 以下、フォーカスアップデート)を公表しました。近年、 冠動脈閉塞を伴わない心筋虚血(INOCA)、また、その成因の1つとなり得る 冠微小循環障害(CMD)といった概念が世界中で注目を集めていますが、日常診療の中で少なからず遭遇する機会の多いこれらの病態について、疾患エンドタイプの捉え方や診断・治療指針を整理した内容となっています。 今回のフォーカスアップデートが公表された背景にはどのような考え方の 変化があるのか?また、実臨床の中でこの指針をどのように活用していけば よいのか? 日本心血管インターベンション治療学会(CVIT)理事長である上妻謙先生と、CVIT理事でガイドライン作成班の班員としてフォーカスアップ デート作成に携わった辻田賢一先生に議論していただきました。
エキスパート医師からのメッセージ動画
包括的機能診断にこれから取り組む先生方へ
松尾先生・田邉先生からのメッセージ動画
上妻先生・辻田先生からのメッセージ動画
【対談】CMD診断を臨床に活かす
松尾 仁司先生、田邉 健吾先生にディスカッションいただいた対談記事はこちらよりダウンロードいただけます。
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【対談】INOCAにおける 包括的機能診断をどう考えるか?
上妻 謙先生、辻田 賢一先生にディスカッションいただいた対談記事はこちらよりダウンロードいただけます。
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2023年JCSガイドライン フォーカスアップデート
冠攣縮性狭心症と冠微小循環障害の診断と治療
日本循環器学会(JCS2023)にて、「2023年JCSガイドラインフォーカスアップデート版」が公開されました。従来の冠攣縮性狭心症に関するガイドラインの改訂だけでなく、新たに”冠微小循環障害の診断と治療”に関する情報が追記されております。
日常診療のお忙しい中でもクイックに理解いただけるようにポイントをまとめたガイドを制作しておりますので、こちらよりダウンロードください。
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CMD診断検査実施施設
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