植込みデバイスとその他の心不全管理オプション
心不全の診断を受けた場合は、あなたの症状に最適な管理オプションについて、医師と相談することになります。場合によっては、心筋梗塞のあとのように、心不全が突然起きることもあります。多くの場合、心不全は慢性(長期的)かつ進行性です。そのため、とりわけ治療を受けない場合は、時とともに悪化していきます。心不全を完全に治す方法はありませんが、現在では複数の管理およびモニタリングオプションにより、多くの人が心不全を管理し、寿命を延ばし、生活の質を改善しています。
医師は、以下のような多くの要因をもとに、治療方法を提案します。
- あなたに見られる心不全のタイプ
- あなたの症状
- あなたの症状の重症度
- 心不全に寄与している可能性のある疾患および病状
- 年齢および全体的な健康
- 病歴および現在の投薬状況
心不全の治療には、生活習慣の改善や投薬のほか、 CRT-P、CRT-D 、補助人工心臓などの植込みデバイスや手術が伴うこともあります。また、通院せずに医師にデータを伝送できるようにするために、 遠隔モニタリングシステム を使用する場合もあります。 最善の結果を得るためには、医師の推奨事項と治療計画に従うことが重要です。
心臓再同期療法(CRT)
心臓再同期療法(CRT)デバイス は、心室の同期、つまり左右の心室をペーシングし心臓のポンプ機能を改善するための植込みデバイスのグループです。CRT デバイスには、植込み型両心室ペースメーカ(CRT-P)と両室ペーシング機能付き植込み型除細動器(CRT-D)があります。
心臓再同期療法(CRT)の詳細をご覧ください。
その他の治療
心不全のタイプや程度によっては、投薬や生活習慣の改善で心不全を管理または抑制できる場合もあります。外科手術も選択肢のひとつになります。
その他の治療法の詳細をご覧ください。
オプションについて話す
あなたにできる健全な対策のひとつは、自分のケアに積極的に関与することです。診断について医師と話し合い、家族や友人からサポートを受けてください。
オプションについての詳細をご覧ください。
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