不整脈管理

ワールドクラスの不整脈管理

不整脈の負担に立ち向かう

不整脈は世界的に膨大な負担をもたらしています。心房頻拍(AT)および心房細動(AF)の患者は、脳梗塞、認知症、心不全および死亡のリスクが上昇し1 、AF の患者様の数は今後 40 年間で 2 倍になると予想されています2 。心室頻拍(VT)および心室細動(VF)はさらに深刻です。VT が持続すると死亡につながります。アナリストの推定によると、1 年間に世界で 400 万人近くが心臓突然死により亡くなっており、その半数の死因が VT によるとされています3。

不整脈管理は多面的であり、洞察から治療に至る一連の患者ケアを対象とするクリエイティブなソリューションが必要になります。当社の不整脈管理のポートフォリオは、不整脈の精密な診断、治療、管理に必要な汎用性と効能がある選択肢を提供します。不整脈の理解と管理について、当社は生涯にわたってパートナーとなります。

遠隔モニタリング

Merlin.net™ 患者ケアネットワークを使用した遠隔モニタリング、Merlin@home™ ワイヤレストランスミッタ、および myMerlin™ アプリは、ワークフローの最適化や情報に基づく臨床上の決定をサポートし、効率的で包括的なケアを提供します。

明るい玄関ホールに集まるヘルスケアチーム

不整脈管理

アボットの ICD(植込み型除細動器)やペースメーカ、リードなどを使用した不整脈治療では、さまざまな種類の不整脈患者様のモニタリングや治療を支援します。患者様の安全性を確保する機能

不整脈管理
最新のテクノロジーとイノベーション
QOL を向上させ死亡率を低減するテクノロジー

アボットでは、AT および AF ならびに VT および VF の治療と監視を支援する効果的で革新的なテクノロジーの開発に引き続き取り組んでいます。みなさんと同様に、不整脈を患っている世界中の患者様が永続的な安心を得られることを当社も願っています。アボットは 2005 年、AF の治療的療法の創出に専念する完全なビジネス部門を設立しました。それ以降、すべての治療分野にわたる最先端技術および臨床上の進歩の研究開発に対して、常に全収益の 12~13% を投資しています。 

当社は医療を変革するために資源を投入しており、当社の投資は以下の進歩をもたらしています。

  • アブレーションの各場所に加えられる力を監視して、力が過小または過大なことに関連して生じる可能性のあるリスクを回避するコンタクトフォースアブレーション4,5,6
  • 放射線量を低減するため、事前に記録した X 線画像上でのデバイス誘導の実現7
REFERENCES

* 蛍光透視装置の使用時間の短縮を X 線照射時間の短縮として定義します。 
1.ESTES, N. A., SACCO, R. L., AL-KHATIB, S. M., ELLINOR, P. T., BEZANSON, J., ALONSO, A. … BENJAMIN, E. J. (2011).AMERICAN HEART ASSOCIATION ATRIAL FIBRILLATION RESEARCH SUMMIT: A CONFERENCE REPORT FROM THE AMERICAN HEART ASSOCIATION.CIRCULATION, 124, 363-372. HTTP://DX.DOI.ORG/10.1161/CIR.0B013E318224B037

2.SULLIVAN, E., BRAITHWAITE, S., DIETZ, K., & HICKEY, C. (2010).HEALTH SERVICES UTILIZATION AND MEDICAL COSTS AMONG MEDICARE ATRIAL-FIBRILLATION PATIENTS.AVALERE HEALTH, 4, 2,7,9.HTTP://WWW.AVALEREHEALTH.NET/RESEARCH/DOCS/AVALERE-AFIB_REPORT-09212010.PDF

3.JOHN, R. M., TEDROW, U. B., KOPLAN, B. A., ALBERT, C. M., EPSTEIN, L. M., SWEENEY, M.O., … STEVENSON, W. G. (2012).VENTRICULAR ARRHYTHMIAS AND SUDDEN CARDIAC DEATH.THE LANCET, 380(9852), 1520-1529. HTTP://DX.DOI.ORG/10.1016/S0140-6736(12)61413-5

4.KUCK K. H., REDDY, V.Y., SCHMIDT, B., NATALE, A., NEUZIL, P. SAOUDI, N., … SHAH, D. C. (2012).A NOVEL RADIOFREQUENCY ABLATION CATHETER USING CONTACT FORCE SENSING: TOCCATA STUDY. HEART RHYTHM9(1), 18-23.

5.REDDY, V., SHAH, D., KAUTZNER, J., SCHMIDT, B., SAOUDI, N., HERRERA, C., … KUCK, K. H. (2012).THE RELATIONSHIP BETWEEN CONTACT FORCE AND CLINICAL OUTCOME DURING RADIOFREQUENCY CATHETER ABLATION OF ATRIAL FIBRILLATION IN THE TOCCATA STUDY. HEART RHYTHM9(11), 1789-1795.

6.NEUZIL, P., REDDY, V., KAUTZNER, J., PETRU, J. WICHTERLE, D., SHAH, D., … KUCK, K. H. (2013).ELECTRICAL RECONNECTION AFTER PULMONARY VEIN ISOLATION IS CONTINGENT ON CONTACT FORCE DURING INITIAL TREATMENT: RESULTS FROM THE EFFICAS I STUDY. CIRCULATION: ARRHYTHMIA AND ELECTROPHYSIOLOGY6(2), 327-333.

7.ROLF.S., SOMMER, P., GASPAR, T., JOHN, S., HINDRICKS, G., & PIORKOWSKI, C. (2012).ABLATION OF ATRIAL FIBRILLATION USING NOVEL 4-DIMENSIONAL CATHETER TRACKING WITHIN AUTOREGISTERED LEFT ATRIAL ANGIOGRAMS.CIRCULATION, ARRHYTHMIA AND ELECTROPHYSIOLOGY5, 684-690.

AM-CV-JP-WEB-0017-Rev. A