ESC 2023 の Hot Line セッションで、国内の多施設研究である 『STOPDAPT-3試験』 が発表されました。急性冠症候群(ACS)または高出血リスク(HBR)の患者を対象に行われた本試験では、XIENCE™ステントを留置した後の1カ月DAPT(アスピリン+P2Y12受容体拮抗薬)と、アスピリンフリーストラテジーの出血性イベントと心血管イベントの比較が行われました。
血管造影後、XIENCE™ステントを用いたPCI前にアスピリンフリー群(0M群)と1カ月DAPT群に1:1でランダマイズし、下記2点の項目を評価しました。
Co-Primary Endpoint①である1カ月の重篤な出血(BARC 3 or 5)を検証したところ、0M群の1カ月DAPT群に対する優越性は示されませんでした。
Co-Primary Endpoint②である1カ月の心血管複合エンドポイント(心血管死、心筋梗塞、虚血性脳卒中、Definiteステント血栓症)において、0M群は1カ月DAPT群に対する非劣性が認められました。
多くのPCI医師が抱えていた「DAPTにアスピリンは必要か?」 とうい新たなクリニカルクエスチョンに対して、本試験の結果をどう解釈すべきか、出血性イベントで優越性が示されなかった理由、Definite / Probable ステント血栓症においてアスピリンフリー群でイベント率が多かった理由や、アスピリンフリー群に適する患者像など、PCI治療のエキスパートである 枚方公済病院 渡部 宏俊 先生、枚方公済病院 木村 剛 先生、そして帝京大学医学部附属病院 上妻 謙 先生 にご解説いただきました。
STOPDAPT-3試験が組まれた背景や結果だけではなく、DAPTにおけるアスピリンの役割に関してお三方の先生にディスカッションしていただきました。
本WEBページ上の製品画像は全てイメージ図です。実際の縮尺とは違いがあります。
販売名:XIENCE Skypoint 48 薬剤溶出ステント
医療機器承認番号:30200BZX00330000
分類:高度管理医療機器
特定保険医療材料分類:冠動脈用ステントセット・再狭窄抑制型
販売名:XIENCE Skypoint 薬剤溶出ステント
医療機器承認番号:30200BZX00320000
分 類:高度管理医療機器
特定保険医療材料分類:冠動脈用ステントセット・再狭窄抑制型
販売名:XIENCE Sierra 薬剤溶出ステント
医療機器承認番号:23000BZX00091000
分 類:高度管理医療機器
特定保険医療材料分類:冠動脈用ステントセット・再狭窄抑制型
販売名:XIENCE Xpedition 薬剤溶出ステント
医療機器承認番号:22500BZX00309000
分類:高度管理医療機器
特定保険医療材料分類:冠動脈用ステントセット・再狭窄抑制型
MAT-2314269 v1.0
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