Q&A

Q1. 条件付きMRI対応心臓植込み型デバイス(ペースメーカ・CRT-P・ICD・CRT-D)システムは、MRI 検査が受けられる以外に従来のペースメーカやICDと違いはありますか?

A1. 一定の条件の下MRI 検査が受けられること以外は手術方法、ペースメーカ・CRT-P・ICD・CRT-Dの機能、退院後の生活における注意点など全て同じです。詳しくは、別冊の「ペースメーカのしおり」「CRT-Pのしおり」「ICDのしおり」「CRT-Dのしおり」をご覧ください。

Q2. 条件付きMRI対応心臓植込み型デバイス(ペースメーカ・CRT-P・ICD・CRT-D)システムを植え込む場合、費用はどのくらいかかりますか?保険の対象になりますか?

A2. 保険の対象となります。費用は従来のペースメーカ・CRT-P・ICD・CRT-Dシステムと同じです。

Q3. 人工関節を植え込んでいますが、MRI 検査は受けられますか?

A3. 近年、整形外科領域で多く用いられている医療機器の素材は、磁石にくっつかない金属であるチタンを使用しており、MRI を撮影されてもほとんど影響ありません。人工関節と撮影部位が近いと、金属の影響で見たい場所がはっきりと写らない場合があります。MRI 検査を受けられるかどうか、整形外科の主治医の先生にご確認ください。

Q4. 歯科用インプラントを植え込んでいますが、MRI 検査は受けられますか?

A4. 脳や頚椎の検査を行なった場合、画像が歪んだり治療部位のところだけ情報が抜けたりしてしまいますが撮影できないわけではありません。検査前に検査技師にご相談ください。また、入歯は外して検査を受けてください。

Q5. MRI 検査はどこで受けることができますか?

A5. 条件付きMRI対応心臓植込み型デバイス(ペースメーカ・CRT-P・ICD・CRT-D)システムのMRI 検査は認定された施設のみ検査可能です。どこの施設で検査できるかは主治医にご確認ください。また、MRI検査前には、デバイスのチェックと設定変更が必要です。MRI検査を受けるためには、まず循環器内科を受診してください。

Q6. 「条件付きMRI 対応カード」はいつどのように受け取ることができますか?

A6. カードは、患者様のご自宅に直接発送されます。カードがお手元に届くまで約1 か月かかります。

Q7. カードを紛失した場合はどうすればいいでしょうか?

A7. アボットメディカルジャパン合同会社MRI ヘルプデスク フリーダイヤル0800-100-1055 へご連絡ください。

Q8. MRI検査はいつから受けられますか?

A8. リード植込み後、6週間は受けられません。詳しくは担当医にご確認ください。

Q9. MRIカードは海外でも使用できますか?

A9. 使用できません。日本国内の認定された施設のみとなります。

Q.10 撮像時にMRIカードを忘れてしまったらMRI撮像できますか?

A.10 撮像できません。MRIカードは安全を確認する為に必須になります。忘れてしまった場合は直ちに担当医師にご相談ください。

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