Advisor HD Grid
Mapping Catheter,
Sensor Enabled

Voltage and Fractionation Map

ATRIAL FIBRILLATION (AF)

この症例は、AFを呈しクライオバルーンPVIを受けた患者を取り上げています。アブレーション後、除細動をかけるも正常洞調律(NSR)に戻らず、Advisor™ HD Grid Mapping Catheter, SEを使ってfractionationマップが作成されました。

Advisor HD Grid Mapping Catheter, SEを使ってLAでジオメトリを収集した後、クライオバルーンアブレーション中にRIPVの隔離が完成していなかったことが判明しました。RIPVだと考えられていたものは、実際には中央枝でした。フラグ領域に対してRFでアブレーションが行われ、正常洞調律に戻りました。

Reentrant LAT Map of the LA

Left Atrial Atypical Flutter

この症例は、以前にPVIを受けたことのある、非通常型心房粗動の患者です。エントレインメントにより、左心房に依存している可能性が最も高いことが判明しました。Advisor HD Grid Mapping Catheter, SEを使ってLAのリエントラントLATマップが作成され、前壁にクリティカルなイスムスが存在することが確認されました。

Reentrant LAT Map of the LA

LEFT ATRIAL ATYPICAL FLUTTER

この症例は、後壁アブレーションを過去に受けたことがなく、AFアブレーション後に左心房非通常型粗動が見られた患者のマップです。Advisor HD Grid Mapping Catheter, SE を使って、LAのリエントラントLATマップが作成されました。現在あるブロックライン(黒の線で示された部分)をLIPVに固定すると粗動は停止しました。

Atypical AFL & AT

Atypical AFL & AT

この症例は、以前にクライオアブレーションPVIを受けたことのある患者です。Advisor HD Grid Mapping Catheter, SEを使って、2つのマップが作成され、サイクルレングスの長さが同じダブルループリエントリー心房粗動とFocal ATが確認されました。

Reentrant LAT Map of the LA

Left Atrial Antero-Septal Atypical Flutter

この症例は、左心房に非通常型粗動が見られる患者です。Advisor HD Grid Mapping Catheter, SEを使って左心房のリエントラントLATマップが作成されました。クリティカルなイスムスが前壁中隔部にあることがわかります。

LAT Map of the LA

Left Atrial Microreentrant Tachycardia

この症例は、過去に2回のPVIアブレーション治療歴のある患者で、インセサント型頻拍を呈しています。Advisor HD Grid Mapping Catheter, SEを使ってLAのLATマップが作成され、LAの前壁にマイクロリエントラント回路が確認されました。最初のRFアブレーションで頻拍は停止し、洞調律に戻りました。

Reentrant LAT Map of the LA with SparkleMap

Redo Mitral Flutter

この症例は、以前に僧帽弁峡部にラインアブレーションを受けたことのある患者です。患者は心房粗動を呈し、Advisor HD Grid Mapping Catheter, SEを使って、LAのリエントラントLATマップが作成されました。Sparkle Mapを使って回路の伝導の変化を迅速に解釈し、複数のブロックラインを特定しました。Sparkle Mapによって、興奮のスピードが減速している領域(黄色で囲まれている部分)を特定することができました。この部分がギャップとなっていました。

減速している領域(オレンジ色の焼灼巣)で僧帽弁輪を起点にギャップまでRFアブレーションを行うと粗動は停止しました。

LAT Map Showing Point Density - RA

LAT Map of the RA: Right Atrial Focal AT

Right Atrial Focal AT

この症例は、ATを呈した患者です。肺静脈隔離(PVI)アブレーション中に、Advisor HD Grid Mapping Catheter, SEを使って、LAのLATマップが作成されました。LATマップを見ると、ATがRAから発生していることがわかります。次に、Advisor HD Grid Mapping Catheter, SEを使ってRAのLATマップが作成されました。これを見ると、一番早い興奮がRAの中央外側位置で発生していることがわかります。Focal ATは最初のRFアブレーションで停止し、患者は洞調律に戻りました。

LAT Map with the Last Deflection Algorithm

Voltage Map

Ischemic VT

この症例は、CRT-Dを植え込んだ虚血性VT患者です。RVだけをペーシングし、Advisor HD Grid Mapping Catheter, SEを使って、Last DeflectionアルゴリズムによるLATマップ(左)とVoltageマップ(右)が作成されました。LATマップに中隔基部に局所の異常な心室興奮(LAVA)を示す電位図が見られ、それがVoltageマップ(右)の後壁部のチャネルと相関しています。

本品のご使用に関しては、添付文書を必ずお読みください

販売名:Advisor HD グリッドマッピングカテーテルSE
承認番号:23000BZX00127000
製造販売元:アボットメディカルジャパン合同会社

販売名:エンサイトシステム Velocity
承認番号:22200BZX00093000
製造販売元:アボットメディカルジャパン合同会社

AM-CV-JP-WEB-0221-Rev. A | MAT-2117269 v1.0